スケープゴード

最近よく日本人が事件や事故に巻き込まれるケースが頻繁に起きているようです。
23日にもマニラで日本人旅行者が狙われるというニュースが出ていました。
首相の靖国参拝問題にしても従軍慰安婦の問題にしても
反日感情を煽るようなことが水面下で進んでいるような気がします。
韓国では反日をテーマにした映画等がよく放映されているそうですし
中国でも最近新華ニュースでも意図はよくわかりませんが
昔の日本人の捕虜収容所の模型が展示されたというニュースを見たことがあります。
昨日見ていたGYAOの映画「エア・マーシャル」というアクション映画では
主人公の「日本製か・・。道理で頼りないとおもったよ」
というアメリカ人の本音ともとれるような台詞の場面がありましたが・・
(ちょっとここまで行くと自意識過剰かもしれませんが)


ルーズベルトは日本人を世界のスケープゴートに選んだいう
というネットの書込みを見たことがあります。
スケープゴートというのはいわゆる「身代わり」や「生贄」を意味する言葉のようですが
いわゆるホロコーストの「ユダヤ人」やアパルトヘイトにおける「黒人」や
昔の士農工商時代の「えたひにん」等もスケープゴードの一つといえるのではないでしょうか。
集団ストーカーの被害者もいわゆるこれら「スケープゴードされた人」
というネットの書込みがあります。
まさにこんな非道徳、非論理てきなことが慣習として現代に受け継がれているのかと思うと
ちょっと心外ですが、
集団ストーカーの加害者からの音声送信や周りの加担者等の行動は
まさに、このスケープゴードする側の心理と全く同一のものを感じます。
日常での不満や憎悪、責任を直接的原因となるもの及び人に向けるのではなく、
他の対象に転嫁する事で、それらの解消や収拾を図るといった場合の
その不満、憎悪、責任をぶつける対象とされているのが
まさに集団ストーカーの被害者であるという意味ですが・・・

たとえば集団ストーカーの加害者集団は常に
「お前のせいで続いている」というような事をよく言います。
人のプライバシー侵害をしておいて、しかも法律を犯してよく言えると思うのですが・・

自分が悪くないためには私に問題がある必要があるという感じでしょうか。
とにかく具体的な私の責任は何一つ指摘できないくせに
ひたすら「おまえが悪い」「死んでお詫びする人」という言い方を常に浴びせてきます。

特に支配者の権力が絶対で傍若無人にふるまう場合、
その政治や運営に対する不満や鬱積したものをのはけ口として
自分たちの言いやすい人、つまり弱い立場の人間に向いていくというケースは
いつの時でもよくあることのようです。
又、支配者はそのターゲットとして意図的に自分たちに都合の悪い人物を設定して
一般人の生贄にささげるケースもあるのではないかと思います。
これから格差社会が益々進むことで
支配者(権力者)による意図的なスケープゴードが自分たちにたいする不満への目隠しとして
益々蔓延るのではないかと思います。