消費税

今日のヤフーニュースに
国会が閉幕して
各党の党首が参議院選挙に向けて
テレビ番組に相次いで出演し、その中で秋から消費税引き上げについての
本格的論議が始まるとかなんとか
という記事がでていました。

私は以前会計事務所に7年弱勤めた事があります。
その際はちょうど消費税が3%から5%に変わる時期と重なった時期があり、
消費税の引き上げ等についても色々話題に上る事があったのですが
その際に所長がちょっと変わった事を言いました。
「消費税よりもたんす預金(銀行預金も含めて)に税金をかければいい」というものです。

その時期はちょうどバブル崩壊後ちょっと経過した頃で
日本の個人の預貯金が平均約1200万もあるという新聞等の報道がされていて
にもかかわらず個人が先行き不安で消費を手控えていて
ちょうど平成不況の真っ只中でした。
私は当時、いいものを食べ、いいものを身につけ、いい家に住み、いい車に乗り
いい生活をしている金持ちから(すなわち消費税として)税金を取ることは
ある程度、理にかなっていると思っていました。
それはお金は使わなければただの紙くずでしかないからです。

しかし最近ちょっと考えが変わっています。
大金は持っているだけで悪にもなりうると思ってきてます。
全部が全部とは言いませんが、
お金をもっているだけで人を見下し
人からちやほやされる事で自分を過大評価し、
しかも、あるときは、自己の過ちの責任転嫁にさえ利用します。
そしてそんな人に限って、絶対にお金を最後まで手放そうとしません。
結局は自分以外誰も信用しなくなり、結局はお金で身を滅ぼすケースさえあります。

もちろんお金にしろ健康にしろまず自己管理をしっかりしてこそ
人のために世の中のために貢献できる
という事から言えば
自己管理分のお金は最低限必要ですが
自分がもし職業として集団ストーカーの加害者に誘われたら
やはり断固断ると思います。

お金は賢く使い、決してお金の為、自分を見失ったり、
お金に振りまわされる愚かなことだけは避けたいと最近強く思います。
誰とはいいませんが・・・