ロシアンルーレット

ロシアンルーレットというゲームがあります。
映画『ディアハンター』で有名になりましたが、
最近この世の中はロシアンルーレットのようなものだと思っています。

過去に血液製剤等の国家犯罪がありましたが、
たとえ阪神大震災が人工地震で国家権力の関与があったということがわかったところで
政府に抗議の行動をとる人はいったい何人いるかということを考えると、
多分10%にも満たないのではないかと思います。
殆どの人は、
地震に備えて保険にはいろう』とか
『人工地震の標的になりそうもない場所に引っ越そう』と自己保身の行動をとるか
『自分は大丈夫』『自分の番には回ってこないだろう』と根拠もない神話を信じるか、
もしくは
『自分はもう歳だから、あるいは自分のことで精一杯でそんなこと関係ない』と
興味を示さないかのどちらかではないでしょうか。

だけど国家権力に対して抗議行動をとらないからといって
その行為を認めているわけでも、反発を感じていないわけでもないということです。
ただ、民主主義にあっても、しょせん民衆個人の力というのは非力だということを
自覚しているからだけにすぎません。
もし、近くで『あの地震は私たちの組織が興したものだ』と自慢げに言う輩がいたとしたら
面と向かっては何も言わなくても、
多分影では軽蔑と侮辱の目を向け、相手に激しい憎悪の念を抱くことでしょう。

この電磁波加害者集団はそのことがよくわかっていないのではないかと思います。
以前はCIAとか秘密裏に行われてきた犯罪を、
堂々といかにも自分たちの行為が世間で認められていると勘違いしている感があります。
この犯罪から直接的に、
もしくはこの犯罪を行っている組織からなんらかの形で利益を受けている人を除いては
殆ど、この犯罪を認めている者は一人もいないと思っていいと思います。
その認識がこの加害者組織には徹底的に欠けていると思います。
黙認しているのと認めているのは大きく違います。
つまりこの犯罪加害者が自分の犯罪行為を犯罪組織と無関係の親族や、友人に話しても
その犯罪行為に対して、心から理解されることは殆どないと考えていいのではないかと思います。

もしメディアが『いやなうわさがある人はプライバシーがないのはあたりまえ』とか
『うわさや多数決で人を殺せる』という放送で民衆を洗脳した場合は別ですが、
少なくともマスコミもそこまでは腐っていないようですし、
建前民主主義、法治国家の日本で加害者の犯罪行為は決して民衆一般に理解できるものではありません。

ただ『人間は誰もが自分が一番』を利用すれば、このような犯罪も成り立ってしまうのも事実です。
しかし、この犯罪組織の力が巨大化した場合まさに永遠に続くロシアンルーレットのようなもので、
自分に不幸が回ってこない保障は全くないといってもいいでしょう。
その認識がこの犯罪加害者にも、黙認している一般人にも欠けているのではないかと思います。