エドtvの映画を見て

ついに先日レスを頂いた映画『エドtv』を
ちょっと家から離れたレンタルショップで借りることができて
さっき見終わりました。

まさに以前見た『トルーマンショー』と同じくプライバシーをそのままテレビにするという話です。
しかし『トルーマンショー』を見たときほどのおぞましさはそれほど感じなく
それなりに楽しめた感じです。
それは『トルーマンショー』と比べると
テレビ局が本人との直接契約によるものであること、
カメラの位置や映している相手の顔が見えること、
自分自身もその映っている映像を見ることができるという点で
生まれてから成人まで知らないうちに生活そのものがテレビの映像になっていた
トルーマンショー』とは決定的に違うからです。

当事者どおしの契約であれば自分の意思で契約している訳で
契約書の内容で自分がやられることを想像できるし何よりも契約者に『もの申す』事ができます。
(ちなみに私はいくらお金を積まれても絶対にこんな契約は結びません)
又、この契約の性質からいっても特に不測の事態がでた時等、
当事者の一方の契約によりいつでも解除できるという事を契約書に入れるのは
当たり前のような気がします。
この映画の中では主人公エドが『契約解除』を匂わし、それが無理とわかると
エドが『それなら何もしないでいる』といったとき
社長が『あくまでも普通の生活をするという契約なんだからそれは契約違反になる』
というような事を言っていました。
私も3年半前集団ストーカーの加害者集団から
自分たちがマスコミで私のプライバシーを放映していたと聞いたとき
まず第一に、すぐに裁判所に「行為の指し止め請求」をしようと思いそれが無理とわかると
早く終わるように「なにもしないでひたすら目立たないように地味に生活しよう」と
この主人公エドと同じ事を思った覚えがあり、今も基本的には同じ思いです。
本人との契約に因らず公共性のあるマスコミがプライバシーを放映するというのは
肖像権侵害にもなり、
トルーマンショー』の方は全くこれにあてはまるわけで
公序良俗違反』(公共の秩序、善良なる風俗違反)で
民法上は契約自体無効ということになるのではないでしょうか。
(無効というのはつまりはじめからなかった事になり原状回復義務があります。)

又『エドtv』はカメラの位置や映している映している相手の顔を見ることができるという意味では
うまくすれば秘匿事項等カメラを避ける事もできるし、
なによりも知らない相手に映されるよりはずっと安心です。
さらに、自分自身が映っている映像を見れるというのも
自分の行動に対する反応も大方想像でき、又じかに反応を確認もできるという点では
ある程度は行動の抑制もできるのではないでしょうか。

それにしても映画のなかでプライバシーを晒け出すことは自尊心がなくなるということが
出ていましたが本当にそのとおりだと思います。
自分はいまだに集団ストーカー加害者の行為や言動の真偽がわからずいらいらするばかりですが、
最新機器を利用し、プライバシーどころか心までも晒し者にするという面で何倍も悪質な加害者集団に
この映画の結末のようにぎゃふんといわすことができたら痛快なのですが・・・