無法地帯

GYAOの映画の中に『エグゼクティブプロテクション』という
スウェーデン映画をみつけ、
以前視聴してなかなか面白かった刑事アクションで
同じくGYAOで現在放映中の『ゼロトレランス』の続編という事で
なんとなく気楽な気持ちで見ていたのですが
そのなかの台詞の中にちょっと気になった台詞がありました。

【以下ネタばれ注意】
保安の警備会社の台詞の中で
『一流の会社経営陣に負けない連中が動いている』
『法律は無視、彼らには独自のルールがある』
『狙われるのは経済的に豊かな国だ』
『この国にも侵入してきている。
まず第一波はタバコや酒(これは麻薬の事では・・)がらみの犯罪、強盗、東欧の売春婦』
『第二派として殺し屋や警備会社』
『第三派は会社ののっとりだ』
『東欧の銀行の半数は組織犯罪に支配されていて4万もの会社がのっとられた』
『この国の会社や銀行はこれからだ』
『第三派が押し寄せようとしている今この国の諜報機関のボスもこの国の不穏な情況を見てこういった
「この第二派をすぎて警察は完全に統制力を失うだろう。この国は無法地帯と化す」と』

以前にも書きましたが以前ネットの書込みで
スウェーデン
いち早くマインドコントロール国家の実験国になった国であるという記載について
書いた事がありますが、
この映画はどこまでフィクションかわからず
映画は2001年のもので
現在の情況との対比もわかりませんが
日本に現状にも多分に当てはまるような気がしました。

日本も今5月から規制緩和により外国の日本企業の敵対的買収がしやすくなったという
背景もあるようですし、
探偵の増加と探偵の集団ストーカーへの加担や
今の自分のまわりの加害者集団にしろ
まさしく無法地帯を地で行く横暴ぶりです。
この映画は視聴者の期待どおりのハッピーエンドで終わりましたが
実際にこんな組織犯罪グループが存在したらとてもこの映画のようにはいかないかもしれません。・・